投資信託に限らず、金融商品へ投資する際には、リスクを分散するために分散して投資しましょう、というこを何度も耳にしたことがあるのではないでしょうか。
このページでは、投資信託購入における分散投資についてご紹介してみたいと思います。
投資信託購入の書籍をいくつか読み、知り合いの証券マンの方にも聞いたのですが、投資信託購入における分散投資はいたってシンプルなものでした。
それは、「日本株投資信託」「外国株投資信託」「外国債券投資信託」へということでした。つまり、3つの異なるタイプの投資信託へ、同じくらいの金額を(例えば100万円ずつ)分散して投資すれば良いということです。
この3つの異なる投資信託を購入した上で、さらに不動産投資信託や商品へ投資する投資信託も購入すると、リスク分散がより高くなるということでした。
また、安定的な資産運用を前提とするのでしたら、インデックス型ファンドの投資信託をまずは購入すると良く、3つの異なるタイプのインデックス型ファンドをまずは購入し、資産運用のベースを確保した上で、興味があるのでしたら今話題の新興国株投資信託を購入してみては、とのアドバイスを頂いて、現在私はインデックス型ファンドの購入を少しずつ増やしています。
「日本株投資信託」のインデックス型ファンドは、TOPIXや日経平均の指数に連動する投資信託を、
「外国株投資信託」のインデックス型ファンドは、MSCIコクサイインデックスに連動する投資信託を、
「外国債券投資信託」のインデックス型ファンドは、シティグループ世界債券インデックスに連動する投資信託を、とのことです。
もう一つの分散投資の方法としては、自分で3つの異なるタイプの投資信託を選ぶのではなく、最初から「資産分散ファンド(バランス型ファンド)」を選ぶのも良いとのことです。
「資産分散ファンド」は、投資信託自体が「日本株・外国株・外国債券」に投資するタイプの投資信託です。
投資信託を購入する資金をあまり持っておらず、積み立てながら買い増ししていくという方は、1つの「資産分散ファンド」へ投資していくのも良いのではないでしょうか。
積立可能な「資産分散ファンド」として評判が良いものとしてとがあります。
は、2007年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞を受賞した投資信託で、投資先として株は「米国株・欧州株・日本株・新興国株」、債券は「米国債・欧州国債・日本国債」へ分散投資しています。毎月5000円からの積立購入ができます。
は、投資先として株は「日本株・外国株」、債券は「日本債券・外国債券」、不動産は「J-REIT・外国リート」へ分散投資しています。セゾン・バンガードと違うのは、不動産へも投資するというところです。毎月1万円円からの積立購入もできます。
ちなみに、マネックス証券の積立購入できる投資信託は75本あります(08年4月現在)。
上記2つの他にも、2008/01/09に設定された「住信-SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)」や、2008/03/03に設定された「ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)」もあります。
は、投資先として株は「日本株・外国株」、債券は「日本債券・外国債券」、不動産は「J-REIT・外国リート」へ分散投資しています。この投資信託も、イートレード証券で毎月1万円円からの積立購入もできます。
は、投資先として「日本株」「外国株」「外国債券」へ分散投資しています。この投資信託も、ジョインベスト証券で毎月1万円円からの積立購入もできます。
「住信-SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)」と「ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)」は、今年2008年に入ってからの設定ですので、運用成績があまりチェックできないので、もし購入するのでしたら1年ほどたってからでも良いかもしれませんね。
積立型投資信託については、「積立型投資信託」のページで詳しく説明しています。

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